Audi TT Roadster 1.8T Quatro

オ ー ナ ー の 目 か ら 見 た TT Quatro Roadster の 特 徴

悪い所:
1.雨の日にドアを開けると雫が車内に垂れることがあります。(オープンカーは、ウィザースリット?がないので、皆そうです。)
2.ドアの厚み(強度を取る為)と椅子が少しセンターより(安全性の為)なので、パーキングでチケットが取れないことがあります。(一応、チケットアームは買ってあるのですが、使ったことはなく、潔く外に出て取っています。高速ならETCがありますので問題ないと思います。)
3.トランクの容量は問題ないと思いますが、4WDなのと空力優先の為、タイヤがトランク内にあるので高さが低いと思います。
4.スタビライザーのブッシュは、3年に1度は消耗品と割り切り交換が必要かもしれません。(きしみ音がして、5月に無償交換しました。)
5.タイヤハウス内に余裕がないので、タイヤチェーンは使用でません。
6.TTロードスターはクーペをロードスターにしたのではなく、ロードスター専用の設計であり、ロードスターでも低い空力を得る為にフラットアンダーフロアを心がけた珍しいボデーですので、オイルエレメントの交換は、エンジンルームの下にもカバーがあるので、ディラー以外では嫌がられことがあります。
7.エンジンをかけた直後は、エアコン容量が大きい為かエアコンONの時は電動ファンの音が思った以上に大きいです。(日本向けAudi全般の傾向なようです。)
8.エンジンを切ってもオイルポンプが廻っているのは、慣れるまでびっくりすると思います。(Audi全般の傾向だと思います。)
9.Audioは、ドライビングコンピュータと連動してRADIOやCDの情報を出力してるので、社外品を使うことはお奨めできません。またそのスペースも1DINしかありません。しかもその位置は低いので、カーナビとAudioユニットを兼用しようとしますと視認性が悪くなります。(ホータブルナビなどの使用をお勧めします。)

良い所:
1.スーパーウーファーを含めた9スピーカーシステムは、オープン状態でも迫力のサウンドを聞かせてくれます。しかも、想像以上にドアの外への音漏れが少ないのも不思議です。
2.1995年の東京モーターショーでデザインスタディが公開されほとんどそのまま市販されましたのでデザインも素晴らしくメッキではないアルミの多様と相まって室内の質感も高く、ロードスター専用の設計なので風切り音が少なくて、オープンで200km/hオーバー走行でも普通に会話ができました。(最高速度は 237km/hだったと思います。)
3.ブレーキの効きは4輪ベンチレーテッドディスクで高速からでも安心して停止でき、しかもEBD(エレクトロニック ブレーキ圧配分)の出来がよくノーズダンプせずスーッと止まります。
4.電子制御の4WDシステムは、ローコストなビスカスカップリング方式と違ってクラッチを繋いだ直後でも前後輪のいやなトルクのキャッチボールがありません。もちろん、車高が低いので海辺を走ることは出来ませんが、雪道でも砂地でも雨の日でも高い走破性を持っています。
5.ロードスターのみに設定されたグローブの様なモカシンレザーシートはシートヒーター付で、暖房も効くのでウィンドウを出せば外気温が無風なら8度以上、風があっても10度以上なら冬でも乗れます。(助手席の人は、ひざ掛け(差し上げます)は必要かもしれません。)
6.窓を閉め忘れても下車後ドアにキーを挿し右に回しっ放しにすれば、助手席と運転席の窓を同時に閉めることが出来ます。
7.国産の一般のターボ車より、真夏でも思った以上にパワーが垂れないと思います。(直列ツインインタークーラーの効果ではないかと思います。)
8.直列ツインインタークーラー+5バルブ+2バール?(大き目のタービン)の加給を行っている割には、圧縮比8.9と高いのと可変カムシャフトコントロールの効果か急坂でののろのろ発進以外で低域トルクの不足やタイムラグを感じさせません。(2LのTurbo車、GalantVR4その他の記憶と比較して)
9.エンジン停止後、オイルポンプが廻っている(他のAudiも廻るのですがTurbo車の情報がないのでタービン部分?)為か高速回転後にアイドリングを行ってから止めて下さいの記述がなかった気がします。(なのでタービン部分の軸受けも有りと判断、Turboタイマーを追加していません。もちろんすぐ停止させないようにはしてました。)

その他:
1.ハイパワー225PSのクアトロは、2本だしマフラーです。
2.タイヤは、225/45R17 です。
3.キセノンヘッドライト、ヘッドライトウオッシャー、折畳み式リモートコントロールキーに加え、オープン状態でもウィンドのウオッシングができるヒーター付ミストタイプ・ウオッシャーです。
4.ESP(エレクトロニック スタビリゼーション プログラム)として、EBD(エレクトロニック ブレーキ圧配分)付ABS(アンチロック ブレーキ システム)、EDS(エレクトロニック ディファレンシャル ロック システム)、ASR(トラクションコントロール)が統合されています。お奨めしませんが、ESPのOFFによるスポーツ走行も可能です。
5.デザインのアクセントになってるアンチロールバーに加え、エアバック、サイドエアバックに止まらず3点式でも横転時などでも身体をフォールド出来るシートベルトテンショニングシステム・フォースリミッターをエアバックと同じ火薬を使って実現しています。
6.今までの長期燃費は、9.8km/l です。(リアルタイム燃費計にも切り替えられますので、エコランもできると思いますが考えず乗ってました。)

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2003年 08/13更新                                                 Write by Mutoh_Z